愚痴半分。ついに安倍派、二階派の事務所に強制捜査が入った。歴史的瞬間かも知れない。終わり。
(記事題 | 安倍派・二階派の事務所にそれぞれ強制捜査 政治資金パーティー券めぐり 東京地検特捜部)
増税の傍らで
このブログではこれまで度々、インボイス制度のおろかしさについて書いて来た。そこに加えて増税・社会保険料の負担増を強いて来た自民党が裏金づくりをしていたと来て正直、腸が煮えくり返っている。まったくもって良いタイミングだ。
私は経理担当で、それこそ日頃からインボイス制度のせいでこれまで必要無かった消費税額の注記を1円単位で入力している。1枚の請求書に対してインボイスの要件は満たされているか、消費税10%と8%が混在していないか、返還インボイスは必要ないか、ネットショップの買い物であればインボイス発行に対応しているか等々、これまで以上に気をつかって処理をする日々だ。経理処理の複雑化を言い訳に、支払い時の振込手数料差引をやめるように言われることも増えた。
それが何だ政治家の連中と来れば。「20万円以下は政治資金収支報告書に記載不要」だの「個人からの寄附は5万円以下は記載不要」だの。ふざけるなバカ野郎が。どれだけドンブリ勘定でやってるんだ。
裏金問題に関連しての田中真紀子氏の会見は非常にスッキリするものだった。主旨としては「『答弁を差し控えさせて頂きます』なんてやましいから答えられないって事でしょ？政治家が答弁しないなら政治家になるのを差し控えた方が良い」、まったくもってその通り。
それ以外にもここまで言ってくれるかと軽く感動してしまった。こういう人が今の政治家にはいない。もう田中真紀子氏が総理大臣で良いのではと思ってしまう。
検討バカメガネ
バカな増税メガネは自身にも問題が出てなお、政治資金規正法の改正について「選択肢として否定しない」などと抜かしている。一体どれだけ国民をバカにすれば気が済むのか。
(記事題 | 岸田総理、政治改革の新たな枠組み立ち上げ検討 政治資金規正法改正は「選択肢も否定しない」）
もうここまで問題が大きくなって来れば、取るべきは政治資金規正法の厳格化しかない。インボイス制度と同様に1円単位で政治資金の流れを透明化するべきである。「事務負担が大きくなる」？知ったことか。民間はそれでやってんだよボケ。
それにしても何が「政治改革の新たな枠組み」だ。田中真紀子風に言えばそんなもの「いかに政治資金規正法改正をやらずに済むかの相談会」に過ぎない。今から悪いことをする時だけは働く知恵を絞っていかに国民に許してもらえるかの算段をするのだろう？バカな国民は少し時間をおけば忘れてくれるし、給付金を渡せばニコニコして票を入れてくれるもんな。
本来のことを言えば総理大臣として、自民党総裁として取るべき対応は、この機に乗じてでも何でも裏金問題に関わった国会議員を率先して処罰することである。それが不思議なことに(岸田のパワーが弱いのか)未だに何ら聞こえて来ない。議員辞職勧告すら無い。捜査中なので捜査中なのでと言うがそんな事は関係ない。信頼を取り戻すという事は信頼されるような危機管理をすると言うことである。それがまったくなっていない。
裏金問題に関わった国会議員は自分自身を恥じ、今すぐ政界を去るべきだ。恥を知る者ならそうするだろう。それを誰もしないのは上の連中が金に汚い恥知らずの無能ばかりだからだ。もはや「責任を感じる」だの「責任を重く受け止める」だのと言ってられる段階ではない。それで最期まで突き通した安倍元総理はもう居ないし、それで通せるカリスマ性を持つ政治家もいない。
今や自民党は腐ったミカンのバーゲンセールだ。もう食べられる部分は無いのではないか。「他よりマシ」と言うのもなかなか厳しくなって来た。その現実を我々有権者は直視しなければならない。この腐った政治を許してはならない。
関係無いが、インボイスのせいで迂闊にAmazonから備品の購入が出来なくなった。適格請求書発行が出来ない事業者が多い。AmazonBusinessを使えば良いがそれほど利用頻度が多く無いので困る。モノタロウでの購入もいちいち購入者にインボイスを発行するよう催促している。税金取るために余計な手間ばっかり増やしやがって挙げ句これか。殺意すら湧く。
会計ソフトの営業電話も増えた。ああいう業界から金貰ってインボイスや電子帳簿保存法を推進しているのでは。
