最近は本当につまらないニュースが多く気が滅入って来るが、そんな中で推しが活躍するニュースを聞くとより一層嬉しく感じる。Adoさんはつい先日8月11日に埼玉スーパーアリーナで２万人を沸かせたばかり。夢が叶ったと言っていたが、他にもONE PIECEで７曲歌って様々なランキングを独占するわ、NYタイムズスクエアに広告が出るわ、今度は憧れの椎名林檎さんとコラボするわでもう、大暴れしている。ファンとしては嬉しい限り。
椎名林檎女史はコメントで「”なんと理想的などら猫声なんだ”と慄きました」「25年前に出会っていたら全部彼女に歌ってもらっていただろうと思います」「(歌声を)制御する知性にも恵まれた職人」と絶賛しており、同じユニバーサルミュージック系所属*1とはいえお世辞としてもなかなかの表現である。
椎名林檎氏には椎名林檎氏の良さがあると思うので、ファンの中には言い過ぎだよと思う人が居るかも知れないレベル。実際は25年前にAdoさんが居たとしてもAdoさんはボカロ黄金世代とでも言うべき人なので、そもそも才能が開花していなかっただろう。椎名林檎氏とAdoさんが同じ時間に生きており、今この時期にコラボが実現した事がとても尊い。
Adoさん自身、歌い方の参考や憧れに椎名林檎さんの名前をあげており、上の記事内のコメントからも嬉しさの度合いがうかがえる。何かもう、こっちまで嬉しくなってくるくらい。
罪と罰のカバーはとても似合っていたので、どんな曲に仕上がっているのかとても楽しみ。「カラダ探し」は・・・観るかどうか・・・。
しかし「どら猫声」とは…に゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛あ゛あ゛あ゛！(がなり)的な？「どら猫」とは「野良猫の中でも人間に対して悪いことをする猫」のことなので、好意的に解釈するならば「賢く逞しいがヒールっぽい」声とでも言うべきか。
ONE PIECEの映画の曲の中ではやはりアグレッシブな曲が似合う印象でそういう意味では的を射た表現かも知れない。提供された曲をきっちり仕上げて来る職人気質も確かにあると思う。しかし面白い表現・・・「どら猫声」かw。
Adoさんの人柄
私がAdoさんのファンになったのは人柄の面が大きく、「うっせぇわ」などの曲だけ聴いているとアグレッシブ、クール、パワフルな印象が強いのだが、実際にYouTubeLiveやインタビュー音声などを聴いているととてもギャップがあって面白い。それこそ曲を聴いただけではどら猫というか小生意気な印象を受けるかも知れないが、実際は謙虚で職人気質、人の眼を気にしつつも時に思い切りが良く真面目に夢を目指している。喋っていると等身大のオタク女子という感じもするし、とても応援したくなる。おそらくここまで活躍出来ているのはAdoさんの人柄あってこそなのだろう。
あとMinecraft実況は騒がしくて面白い。地声が低いのを気にしているらしい。昔、誰かに言われたのがずっと心に刺さっているようだが、良い声だし歌唱時の音域がかなり広いので気にする必要はないと思う。
Twitterも面白いので最近のを時系列順で紹介しておく。
8月11日、2ndライブ カムパネルラ直前。当日の晴れを願って晴れ晴れダンス(振り付けは非公開)を踊るらしいが、晴れ晴れダンスを踊った1stライブは雨だった。踊り忘れた2ndライブは晴れ。
自身が7曲も歌うONE PIECE FILM REDを映画館で観て。事前にも観ていたらしいがあまりにさっぱりした鑑賞後ツイート。「下手な事言えない・・・」という感じが見え隠れする。
年末にツアー「蜃気楼」を予定しており、先のTwitterでの配信では「私、行く先々でご当地グルメ食べまくるって決めました」的なことを言っていたAdoさん。Twitterで改めて情報提供(グルメ)を求めている。食い気全開なのが面白い。
ONE PIECE FILM REDの中でもここ一番の盛り上がりを見せる曲、トットムジカ(Tot Musica, 全ての音楽)のMVがYouTubeで公開され、その告知ツイート。をしたかと思うとなぜかいきなり微妙に怖い話をする。
ちなみにトットムジカの歌詞にはルーン文字が使われており、別ツイートではリプライで「ここの読みと実際の発音はこんな感じでした」的な解説をしていた。真面目。
椎名林檎氏から楽曲提供を受けたことの告知ツイート。「イエェェェーイ」とかじゃなく「大変なことになってしまいました・・・」と言うあたりがAdoさんらしい。
いつか絶対Adoさんのライブに行く。行かねば。
ちなみに私はKalafinaのファンでしたが、１人でライブ行くのもなあ、などと思っていたらそうしているうちにKalafina自体が解散してしまいました。一生後悔しています。Adoさんのライブは１人で突撃しようと思います。推しは推せる時に推せ(至言)。
*1:椎名林檎氏はEMI Records, AdoさんはVirgin Music
