息抜き?に料理を作っているが、最近になって炊飯器で料理を作るようになったのでそれについて。アル中カラカラではない。
メリット
「放置できる」というのが一番のメリット。火を使わないので普通に煮込みモノを作るように火元の近くに居る必要がない。具材と水を入れて炊飯ボタンを押したら後は別の作業が出来る。時間の無い社会人にとってこれは大きな魅力。
加えて「調理工程が簡略化できる」こともメリット。圧力をかけて炊き上げるので、大きめに切った人参が舌先で崩せるほどには柔らかくなる。硬いと文句を言われる心配がない。火が通りやすくなるように細かく切ったり、事前に電子レンジしたりする必要も無い。必要なら炊いた後でしゃもじなり何なりで突き崩せる。
デメリット
具材が柔らかくなることはメリットでもあるが、具材本来の食感が損なわれることでもある。柔らかすぎると介護されるような年齢でも無いのに介護職を食べている気分。逆に高齢者(の家族)の場合は良いかも知れない。
使っている炊飯器に「煮込みモード」があったので試してみたがそっちなら食感は残った。しかしながら5分単位で煮る時間を自分で設定しないといけなかったのでそれはそれで難しい。
また、当然ながら「煮炊き」という調理方法しか出来ないのでそれ以外の調理方法が必要な料理は準備に時間がかかる。たとえばメイラード反応の風味*1が欲しい場合、事前に具材を炒めておく必要がある。特にカレーを作る場合は炒めた玉ねぎの香りが欲しいので別で炒めている。
どっちが得か
ガス代と電気代どちらがかかるか、どちらで調理する方が良いかを考えると正直よく分からない。プロパンを使っている場合は炊飯器の方が得か。それに炊飯器任せにしている間にほかのことが出来るという事を考えれば十分メリットはある。
また、米を炊く用と調理用2つの炊飯器を用意しているが同時につかうのが怖いので時間をズラして使っている。これが地味に面倒くさいのと洗い物も面倒。カレーを作る時は具材を炒めたフライパンでそのまま最後まで調理するので洗いものは増えている。
超適当カレーレシピ
具材
- ジャガイモ(2、3個)
- ニンジン(1本)
- 玉ねぎ(2個程度)
- 肉 (人数×100g程度)
- バター(適量)
- ルー(半パック)
手順
- ジャガイモの皮をむいて適当な大きさに切って炊飯釜に入れておく
- ニンジンを適当な大きさに切って炊飯釜に入れておく
- 一旦、炊飯釜をよけておく
- 肉を切って塩コショウと必要なら片栗粉をまぶしておく*2
- 玉ねぎを切ってフライパンに油をひき、好みの焦げ目がつくまで炒める。塩を振ってもいい
- 炊飯釜に肉を入れ、その上から炒めた玉ねぎを入れる
- 通常炊飯の目盛り一杯まで水を入れる。通常炊飯では水が結構飛ぶ(機種にもよる)ので多めに入れた方が無難
- 炊飯器に釜を入れて通常炊飯(60分くらいしたら途中で止めても良い。というか私は止めた)
- 炊飯完了する前後くらいにキッチンペーパーを何枚か重ねた上でカレーのルーを刻んでおく
- 炊飯が終わったら蒸気やけどに注意しながら蓋をあけて刻んだルーとバターを投入してよく混ぜ、蓋をして20分程度放置
- 味見して足りないものを足す。コク?が足りない場合は大体、塩気が足りない。ウスターソースを足してもいい
完成
ブラックカレーなるルーを使ってみたが微妙。コンソメスープも作ったりしているが楽。塩の適量?勘。コンソメスープを作る時はキューブ4つ程度で良い。薄かったら後から足せば良いだけ。