9月21日、22日と横浜BUNTAIにて開催されたFate20周年記念コンサート、1日目のHeaven'sFeel公演に参加した備忘録的な何か。公式サイト↓
Fateって何
Fate/stay nightをはじめとしたシリーズの総称。多くの派生作品があるが中でもstay nightはシリーズの原点とも言える。STAR WARSで言えば旧三部作みたいなもん(厳密に言えば違うが)。この記事では特に断りが無い限りstay nightについて書く。
もともとはTYPE-MOON開発で2004年1月に発売されたR-18のビジュアルノベルゲームだった。この内容の面白さが評判を呼び、性的表現を削除した全年齢版の発売やアニメ化などにつながっていく。
性的表現の必要性は当時、そういった表現が無ければ売れづらいマーケットだったという点がある。今でもどこの誰が作ったか分からないような同人ゲームを話の面白さだけで売ることは難しいだろう。
大雑把に内容を書くと架空の日本の都市を舞台に、7人の魔術師が「どんな願いでも叶えられる”聖杯”」を巡って7人の英霊=歴史上の英雄を呼び出し、最後の1人になるまで殺し合うというお話。「聖杯」がなんで日本にあるんだよというのは観れば分かる。
Heaven'sFeelって何
stay nightにはヒロインが3人おり、主人公が誰と結ばれるかによって展開=ルート、話の経路が変わる。そのルートの名前がFate、Unlimited Blade Works、Heaven's Feelの3つ。このうちUBW、HFの2ルートは、アニメ版鬼滅の刃の制作会社として知られる ufotableによってアニメ化されており評価が高い*1。
中でもHFは先の2つをクリアしないと選択肢として現れない上、一番暗く重く長いお話。劇場版三部作として6年がかりでアニメ化され、内容も冒頭シーンをUBWでダイジェストとするなどかなり詰め込まれている(それでも物足りないと嘆くファンはいるが)。
「シリーズが多すぎてアニメを何から見れば良いか分からない」
個人的にオススメな視聴順は「Fate/Zero」→「Fate/stay night : Unlimited Blade Works」→「Fate/stay night : Heaven's Feel」三部作。いずれもufotable製作で特にFate/Zeroは放送開始が2011年10月と実に13年前だが、今でも十分通用するクオリティがある。特に2期が面白く、何なら今のアニメでもあのクオリティを超えるものは少ない。
「DEEN版は?」と古参に怒られそうだが好みがあるので・・・。ざっくり言えば「stay night」以外は大体、同じ「聖杯戦争」というシステムを使った派生あるいは外伝的作品と捉えて良い。「Zero」は前日譚的なもの*2。
ソーシャルゲームFGO、Fate Grand Orderは無関係ではないが出てくる人が同じなだけで別物感があるというか、「アイアンマン」と「アベンジャーズ:エンドゲーム」くらい違う。というか仕方ないけどアーチャーの名前が最初からエミヤなのネタバレ過ぎるだろ。
梶浦由記氏
1日目の主役。詳細はWikipediaに譲るとして、ざっくり紹介するとアニメ界隈ではかなり有名な作曲家・作詞家・編曲家・音楽プロデューサー。アニメやゲームのみならず映画、CM、テレビ番組、ミュージカルでも活躍されている。
おそらく誰もが聴いたことがあるであろう曲は劇場版 鬼滅の刃 無限列車編の主題歌「炎」(ほむら)だろう。作詞は梶浦氏とLiSAの共同、作曲・プロデューㇲが梶浦氏。鬼滅の刃の音楽は椎名豪氏と共同。第44回日本アカデミー賞では両氏が音楽賞を受賞している。
ほかに有名な曲はNHKで放送されていた歴史秘話ヒストリアのBGMと主題歌「storia」あたりか。最近で言えばドラマ「アンチヒーロー」の音楽も担当されている。よくよく調べれば知らない内に聴いている曲も多い。特徴的な音やコーラスがあるので意識して聴けば分かる場合がある。
コンサート当日の様子
横浜なので当日に奈良県から会場まで向かう。当日は台風の影響もあってか新幹線からの眺めは全体的に曇っていたが、天気はなんとか持ってくれた。
会場は横浜BUNTAI。キャパは5,000人と控えめだがそれなりの混雑。15:30開場待ちの様子。朝夕は肌寒さすら感じるが、この時は日差しがあって暑かった。
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あまり聞き慣れない会場だなと思ったら今年、2024年4月に開業したばかり。
フラスタ、フラワースタンド。なかなか控えめかつ上品な雰囲気。会場内はAdoさんのライブとはまた違った雰囲気というか、20周年という重みを感じる。お祭りというよりは厳かな感じ。
物販もあったが欲しかったものはほぼ売り切れ。10時から誰でも入れる物販があり、15時半からチケットを持っている人のみが入れるので、当然その辺りで在庫を分けてくれているものと都合の良い勘違いをしていた。実際は午前中で在庫が枯渇。おのれ転売ヤー。とりあえずパンフレットとハンカチ、トートバッグを買った。
パンフレット表紙。後日撮影。背景の花の部分がホイル紙っぽい光沢あり。そこそこ厚みがあって内容はキービジュアル、作品紹介、梶浦由記氏、深澤秀行氏のインタビュー記事、声優さんのお祝いメッセージ付きサインなど。両氏のFateの音楽に対する向き合い方、感想などが知れて良かった。
裏表紙は全面ホイル+花の柄がエンボス加工。これだけでも満足感ある。まあ、1冊2,500円するんですけどね。
座席の特典、コンサートキービジュアル使用のキャラファインブックを会場内で受け取り。これは公式サイトのイメージ図。以下はコンサート後で撮影したもの。
表紙。
内容その1。日付や会場が記載されている。
内容その2。出演者情報が記載。下屋則子氏、植田佳奈氏はともに声優でそれぞれ間桐桜役、遠坂凛役。
コンサートキービジュアル。画像からは分かりづらいが光沢があるアクリル?に印刷されていてとても綺麗。え・・・これが付いてチケ代12,000円で良いんですか?ちなみにAdoさんのツアー、VIP席の価格は20,000円。ぶっちゃけそれくらい取っても良いと思う。安いのは助かるんだけども。
一応書いておくと左が遠坂凛、真ん中がセイバー、右が間桐桜。めちゃくちゃ真ん中で主人公的な位置なのにセイバーが主役のアニメのコンサートはありません。来年5月に原作ゲームのコンサートがあるのでそこでリベンジかな?
17時開演、入場は15:30から。前から5列目でした。座席からの眺めを貼りたいが撮影禁止だったので・・・。良いんですか、Fateファンの端くれも端くれの私がこんな席に座っちゃって。
これの前から5列め。ヤバ過ぎ。近すぎ。公式グッズでオペラグラスがあったが買わず。
【#FateSN20th コンサート】
— Fate/stay night (@Fate_SN_Anime) 2024年9月21日
Heaven's Feel公演閉演いたしました。
ご来場およびご視聴いただいた皆様ありがとうございました。 pic.twitter.com/erxmDCy2vD
全体的な感想と流れ
全体的には映画三部作の音楽を要所要所ピックアップして演奏していく感じ。
いつにも増して筆舌に尽くしがたいが、生演奏で聴く弦楽器やコーラスの圧というか迫力に終始圧倒された。曲自体が素晴らしく1つ1つの音色、1つ1つのフレーズ、全体の流れが完璧に美しく折り重なって暴風のように吹き付け、座って聴いているだけ、否、座って腹に力を入れ、呼吸するのを忘れないようにして鑑賞するのが精一杯。
演奏している方々、歌っている方々が見えるのとスクリーンにも映し出されるので、音に加えてその様子のカッコよさが見えるのも良い。
アニメの曲と言えば大体は雑然としていて印象に残らないものが多い(個人の感想です)が、FateHFの曲は流れが綺麗で作品のシーンを盛り上げるために完璧にマッチしており、どのシーンでどんな音楽が流れていたかを意識しやすい。登場人物1人1人に焦点を当てるような狭い音楽を作ったとのことで、キャラクターを知れば知るほどシーンに合って聴こえる。
大げさに聞こえるかも知れないが実際、Fateの映画を見てそれぞれの曲がどのような場面で使用されたか、何を表現しているのかを理解した上で聴くとやはり格別なものがある。ダークファンタジーの極み、集大成のような音楽に強く脳を揺さぶられて、もう、終盤は「こんなに凄いものを見られるとは」という思いで一杯。
それも楽団の背後にあるスクリーンにufotable制作の映像が映し出される中での演奏なのが良かった。3つのスクリーンのうち左右2枚は演者を、中央は映画を映している。眼の前にはそこに実在する演者の方々。もはやどこに視線をやっていいか分からないレベル。座席位置的に見えづらい演者の姿が見えるのも助かる。曲名の説明なんかが無くても映画の映像が流れているのでそれで十分。
序盤と終盤で間桐桜役の下屋則子さんのナレーションが入ったのも豪華。声優さんって本当にあんな声、出せるんですね。
劇場版第2章の音楽が終わったところで、「出てくれるだろうな」と謎の安心感があったシークレットゲスト Aimer さんが登場。主題歌 I beg You の生歌を聴けて感動。第3章の終わりに下屋さんのナレーションが入りながらイントロが入ってまた主題歌を聴けて最高。からのアンコールで第1章の主題歌が聴けて感動。まさか三部作すべての主題歌を聴けるなんて。
特にAimerさんはとても楽しそうに歌ってらっしゃったのが印象的。梶浦先生も楽しそうだったし、終演後の演者の皆さんの顔も輝いていた。そして終演後は記念撮影。
集合写真 公式Xより
劇場版FateHFを見た時からずっと、「この劇伴音楽を生で聴けたらな」と思っていたので本当に夢のようなコンサートだった。ここまで好きになった映画音楽は無いし、あの場にいられたことに感謝したい。現代音楽の1つの終着点を見た気がする。
キャパは5,000人と少ないが、曲と曲の間で万雷の拍手と呼ぶにふさわしい拍手が湧き起こっていたのも印象的。これは配信ではなかなか感じづらい。チケット代倍でも良いから毎年やって欲しいくらい素晴らしい。
梶浦先生は作詞作曲家としては珍しく?積極的にライブを行うことでも知られる。今回を逃したからと言って機会が無い訳ではない。ただ今回のような規模のライブはなかなか無いようでご本人がとても嬉しそうだった。
印象に残った曲など
正直全部と言いたいところだが、書きはじめると文字数が1万超えそうなので控えめに。でも全部良かった。1つ1つの曲から並の映画を上回る満足感が得られる感じさえする。
open the curtains
正直あまり印象に残っていなかった曲だが、初手からストリングスの圧をバチバチに感じられて度肝を抜かれた。「ここから何か(良くないこと)が起きるんだろうな」という雰囲気が感じられる曲調で、同時に英雄同士が殺し合う作品の壮大さを良く映しており会場のボルテージをいっきに上げる。
He comes back again and again
第2章のクライマックス、有名な英雄同士が激突するシーンの曲。曲名も内容も不屈の英雄にふさわしい。ダークな雰囲気、英雄VS英雄の戦闘の力強さがコーラスで表現され、わずかな悲壮感とヒロイックさもあり、トドメに映像に合わせた笠原由里氏の高音が突き刺さる。
the lost butterfly
映画第2章の終わりにかかる曲。非常に不気味な曲で映画の展開に合っている。劇場版ではこの曲が終わってから「憐れみをください」で始まる主題歌「I beg you」に入るのがぞわっとするレベルで良い。
それがAimer氏のゲスト出演で実現してしまうのがとても良かった。音源とは少し違ったニュアンスの歌い出しからライブアレンジの効いた主題歌が聴けるのは素晴らしい。
I beg you
第2章の主題歌。直訳すると「お願いです」だが、ヒロインの心情を加味するとそれだけの意味ではない。
ダークで毒々しく、なおかつ花があって明るく狂っていくようなイメージから途中で一転、悲しくどこか救いを求めるような、縋りつくような曲調へと自然に移り変わる様子が作品にこれでもかというくらい合っている。というか、主題歌3曲ともヒロインのために作られた曲と言って差し支えない。
MVも良くて主演がなんと浜辺美波さん。世界観の演出も完璧というか「よくここまで映画の内容を反映しつつ実写映えするテイストのものを作って来たな」という感じ。主題歌3曲のうち一番好きなMVなのでぜひ見て欲しい。鏡に映った自分にキスするのが様になるのは浜辺美波さんくらい。製作体制に隙がなさすぎる。
I kill and I give life
とある外道神父がとある腐る外道を救済(意味深)するシーンの曲。不気味な導入から一転してヒロイックな流れに向かい、教会で歌われてると言われも不思議に思わない神秘的な梶浦語*3が迫力あるコーラスで歌われる。
劇中では外道神父のありがたいお言葉付きでそれもいいのだが、流石にそれは実現しなかった。というかコーラスが凄すぎてやったとしても聴こえん。神秘的ながらどこか影がある曲なのも非常に人物に合っている。神秘的ではあるが神聖過ぎない。
Why I fight ~EMIYA~ spring song 2020 ver.
「この曲が流れた時は主人公が勝つ」と言われる曲 EMIYA の劇場版アレンジで、映画では主人公の見せ場の一つ。
原曲がより壮大になり、観客の鼓動を強めるような低音とエレクトリックな旋律でシーンを盛り上げる。この時のある人物の表情もあいまってこれは外せない。おなじみの旋律がギターで入った後に主役として梶浦先生が演奏するピアノが入る。
加えて序盤、過去のシリーズのエンディング曲「believe」のアレンジが入っており、その曲名を知っていると自分を「信じる」=believe と取れてより一層、映像と同時に感情に語りかけるものがある。
正直、この後の「defeat him and protect her」もセットで演奏して欲しかったが贅沢は言うまい。過呼吸あるいは呼吸困難になって◯ぬオタクが出る。
the tale of the Holy Grail
劇中で作品における核心に迫るシーンの曲。宇宙的な雰囲気の導入からどこか懐かしさを感じさせる旋律がフルートで奏でられる。この旋律もシンプルながら良いものでなかなか頭から離れない。
she holds the black holy sword
第3章の戦闘シーンにおけるクライマックス、前半部分を彩る曲。鼓動を早めるようなビートのスピード感あるインストに加え、メインキャラクターのイメージに合ったボーカルが特徴。英霊同士の最終決戦を大いに盛り上げる。
劇場版で見た時のこの曲とシーンのパワーは素晴らしいものがあった。今回は省略されてしまったがこれの前の曲「the gatekeeper」で「いよいよ最終決戦だな」という予感をひしひしと感じさせ、この曲で予熱して、続く「the four rings」に繋げる展開が最高。
the four rings
第3章の戦闘シーン、クライマックスの後半で最も重要なシーンの曲。もはやこの曲を聴きたいがために来たと言っても過言ではない。梶浦先生のライブでも演目に入っているらしいが、今回はより大きな規模で実現していたらしく本来の「the four rings」が聴けた感がある。
戦闘の激しさ、世界観、登場人物の立ち位置から来る悲壮感と、それでも立ち向かう覚悟や勇気、死力を尽くした激突と決着、すべてを表現し切った完璧な流れで曲単体で聴いていても本当に気持ちが良い。「次にこの音が来て欲しい」と思った通りの音が魔法のように次々と出てきては次に繋がって行く。
映画本編でufotable制作の映像とこの曲が組み合わさったものを観た時、失礼ながら「アニメ映画ってこんなにも迫力あって見応えあるんだ」と思わされた。アニメ映画に対する価値観が変わった。もはや神話。というか第3章は全体的に良すぎるのだが。比べるものでもないが個人的にはハリウッド映画よりも断然刺さる。
春はゆく
第3章主題歌。映画でも入っていた下屋さんのナレーションが始まったかと思うと、この曲の桜の花びらがほろほろと散るような儚げなイントロが入る流れ、完璧過ぎる。歌としても曲としても最終章のフィナーレを飾るにふさわしい曲。主題歌3曲とも作詞作曲編曲すべて1人で出来てしまう梶浦先生恐るべし。
先生曰く「この人(Aimerさん)に歌ってもらえるならもう、何でも出来ちゃうなと思って曲を作ったのを昨日のことのように覚えている」とのこと。
歌が良いのはもちろん、何もかも過去にして顧みず壮大に散っていくようなアウトロが素晴らしい。言葉では表現し切れない。
花の唄
第1章の主題歌。主題歌3曲とも名曲と言わざるを得ない。どれも良い。特にこの曲の旋律は映画を通して様々な形でアレンジされて登場するので、そういう意味でも重要なファクター。
「花の唄」はヒロインが主人公に惹かれる様子が、「I beg you」は救われたいけどそれに値しないと考えるヒロインの葛藤が、「春はゆく」は救われた後がそれぞれ表現されており、作詞作曲者が同じなのにきっちりと色が使い分けられている感じも良い。
公演が終わって
公演が終わった後は混雑を避けるために規制退場。座席のブロックごとに呼ばれた順に会場を出る。物販も並べるが大混雑なのでそのまま退場。
公演が素晴らしかっただけに物販が満足出来なかったのが悔しく、ホテルにチェックインする前に気合いで新横浜駅まで移動、翌日の新幹線の時間を遅らせて13:07分へ変更。これで安心と思ってたら公式から以下の発表が。
対転売ヤー宝具(全商品受注生産)だと!?ありがたいけど新幹線の時間ズラした意味よ。でも転売ヤーざまあ。これで転売ヤーから買う必要は1mmも無くなりました。お疲れな~。
公式通販サイトより オルゴール(イメージ)
と転売ヤーを嘲笑していたら事後物販限定の新しいグッズまで登場。対転売ヤー宝具来たと思ったらオタクの財布にもしっかりと何か飛んで来た。それにしてもこれが20周年を経てなおここまで人気を維持しているコンテンツの力か。オルゴール以外にも額縁付きキービジュアルとか追加されてるし。スゲェ・・・。
「チェックアウトの時間から新幹線の時間まで結構空けてしまったし、せっかくだから物販並ぶか」、これが苦行の始まりだった。事後物販あるからそんなに気合い入れて並ぶ奴もいな・・・いたわ。かなり。上は9:30くらいの様子。開始30分前でこれ。
おそらく私と同じように1日目に悔しくて2日目の朝に並んでいた人も多かったと思われる。そこはちょっと配慮して欲しかったというか、チケットを持ってる人がちゃんと現地でもグッズを買えるように在庫管理して欲しかったところ。
並んでいる間に昨日で干上がりつつあったのか、どんどんグッズの売り切れ情報が入って来る。目当てのものがどんどん無くなって行く中で並び続ける苦行。でも並んでしまったし、現地でCD予約したら特典くれるらしいので最後まで。
キービジュアルの等身大(?)タペストリー。さすがにこれを買って部屋に飾る勇気は無いが、買うも何も大人気で在庫が瞬殺。ちなみになかなか良いお値段で右の1人ずつのが各15,000円。左の集合絵が20,000円。単価高いし人気そうなのでそりゃ転売ヤー湧くわ。
という訳で控えめにグッズを買って退散。出入り口付近の記念撮影パネル。誰一人として自撮りしようとしないあたりに(自分も含め)客層の違いを感じる。
13時過ぎはちょっと余裕見たかなと思っていたがいい時間になってしまったので急いで新横浜駅へ移動。
帰路
新横浜駅でお土産を買おうと思っていて、「改札を通った先でもお土産買える売店それなりにあるだろ」と思って改札を通ったら思いのほか店が無くて焦った。ギフトキヨスクとホームに崎陽軒があるくらい。
仕方ないのでキヨスクでベタそうなお菓子と弁当を購入。
弁当。美味しかった(小学生並の感想)。
新幹線、自分の席に行ったら中国人?の女性がこちらの席にデッカいキャリーケースを置いていてビビった。無論どけてもらったがこっちが悪いことしたみたいで嫌だった。なんとか自分の足元に置いてるけどデカ過ぎて前の人、リクライニングつっかえてたし。勘弁してくれ。
ダイレクトマーケティング
冒頭でも貼ったが公式サイトから配信チケットを買いに行けるので興味があれば。アニメ作品を見てからの方が絶対に良いが、残念ながら配信チケットを買っても見られるのは29日23:59まで。ただし1度買えばそれまでに何度でも視聴できる。
参戦できなかった2日目、UBWの公演を配信で見たが、日も経ってないのに様々なアングルから切り替わるこれだけの配信が当日から出来るってマジ???コンテンツのパワーを感じる。せいぜい定点カメラからの映像くらいだと思ってた。強い。
UBWの曲は曲で良いと思うが個人的には梶浦先生のが刺さる。ただ最後、元Kalafinaの2人+LINO LEIAさんが出てきての「ring your bell」は熱い。完全復活ではないがKalafinaファンとして心底羨ましい。KEIKOさん相変わらずスラっとした美人で動きにキレがあってthe歌姫という感じで綺麗。
サウンドトラックも発売されているのでオススメ。前までは初回限定盤DVD買わないと付いて来なかった各章のサントラが3枚とも入っている豪華仕様。
いずれ鬼滅の刃も映画のコンサートとかあるんだろうか。是非ともやって欲しい。生演奏の音楽を浴びるというのは素晴らしい体験。