額をちょんちょんされて起こされたことをたまに思い出す
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先代ネコの思い出
今は亡き先代ネコ、小さい頃から一緒に大きくなったので本当に家族の一員、今でも兄弟の1人と思っている。賢いネコでよくモグラやネズミを獲って来ては見せてくれた。冬はほぼ室内で過ごしていて、ある時、電気カーペットの上で寝落ちした私の額をちょんちょんと突いて起こしてくれたのを今でも思い出す。どこを触れば起きやすいのか理解していたと考えるとやはり相当賢かった。
老いてからはたびたび動物病院へ連れていった。次第にご飯が食べられなくなり、やせ細っていくのは人間と同じ。あまりしてあげられる事がなかったのは今でも悔やむ。最期は私が買った座布団型の電気アンカの上で丸まって息を引き取った。
我々はペットの命に責任を持たなければならない。だからこそ基本的には自分よりも寿命が短い動物しか飼えないし、彼らの最期に立ち会うことになる。その時の喪失感は覚悟しなければならない。当たり前のことだがそれが出来ない人間もいるし、そうした人間はペットを飼うべきではない。
先代ネコがいなくなった後、よく一緒に遊んでくれていた近所のネコが訪ねて来てくれた。先代ネコと仲良くしてくれたせめてものお礼としてちゅーると水をあげて帰ってもらったが、それ以降は姿を見ていない。虹の橋の向こうでも、先代ネコと遊んでいてくれるといいなと思う。
今いる保護ネコ
今は保護ネコが2匹いる。どちらも先代ネコほど賢くはないが喪失感を埋めてくれている。子供がいない身としては手のかかる生き物、愛情を注げる対象としてペットがいるのは癒やしになる。人間ほど手間もお金もかからない(自分を助けてくれることは少ないし寿命も短いが)。
時として別れの時が来ることを考えて悲観的になってしまうこともあるが、それでもその時まで自由に、彼らが思うがままに生きてくれることをが私にとっても幸せなのだろうと思う。