自作PCネタ続き。前回はケースのレビューをしたがマザーボードと電源ユニットも写真を撮ったので、どうせなら載せておく。案件ではございません。
マザーボード: ASUS TUF Gaming B760M PLUS D4
マザーボード表面全体。約18,000円と安くは無いが、手頃な価格帯かつ装備が充実しており安っぽさは感じない。
裏面。こちらにもTUF Gamingのロゴが印刷されている。
CPUソケット周り。CPUソケットカバーにもTUF Gamingのロゴが入っている。VRMフェーズは12+1とcore i3 14100を動かすのであれば十分だろう。ソケットの右奥に見えるのはメモリーのスロット。ラッチは片側のみ。
VRMフェーズ数はざっくり言えばCPUに電力供給するための回路で、多ければ多いほど安定した電力供給が期待でき、発熱も少なくて済むので熱による性能低下を避けられる。とされているが超高性能のCPUを使うのでもなければあまり気にする必要は無い。
VRMの上に装備されているヒートシンク。なかなか大きく頼もしい。爆発反応装甲のようでTUFシリーズが意識するミリタリーテイストなマッチョさが感じられる。
上側から。右側に見える通気孔?も警告線のような形状になっているのが良い。
M.2 SSDスロットとPCI-Expressスロット周り。[✕]と+×+×+が刻印されているのがM.2 SSDのヒートシンク。上段のM.2 SSDスロットがCPU直結、下段がチップセット接続になっている。
拡大図。上段のM.2スロットのすぐ下、銀色のPCI-Expressスロットはグラフィックスカードを装着することを想定して強化されたものになっている。ラッチレバーが大型で押しやすい。
表面左下は電気的にほぼ切り離されたオーディオ関連の回路。黄色い半透明の線の部分でメイン回路と隔離されている。中央に見える蟹のマークのチップセットがRealtek 7.1chオーディオコーデックのチップセット。
コンデンサーを挟んで右側に見えるピンはフロントパネルに繋げるオーディオピンヘッダ。PCケースのフロント部にあるイヤフォンジャック・マイクジャックに繋がる。
B760チップセットのヒートシンク。この下にマザーボードに接続されている各種部品を橋渡しするためのチップセットがあり、その種類によって出来ることが違う。詳細は下記サイトが詳しい。
要約するならCPUオーバークロックをするでも無いなら別に下位グレードのチップセットでも良い。拡張性を重視するなら上位グレードでしか出来ない事はあるものの、通常構成で組む場合はそこまで気にする必要は無い。
一体型バックパネル。これを選んだ最大の理由がこれ。というかこの最初から完成されたパネルが付いていてなおかつ安くていい感じのマザーボードがこれだから選んだ。
HDMI、DPと2種類の映像出力ポートがあり、USB Type-Aのポートが2.0×2、3.2 Gen 2×4、3.2 Gen1×1の計 7 箇、Type-Cの3.2 Gen 2x2が 1 箇所と十分。LANケーブルポートと各種オーディオジャックもある。黒いオーディオジャック下にあるのは光デジタルケーブルでオーディオ機器を接続するためのポート。
バックパネル下側。通気用?のスリットが設けられている。右に見えるのはボタン電池。
付属品の一部。マニュアルは違和感ない日本語で翻訳されている。右のはステッカーでこれ以外にもケーブルやネジ、ドライバDVDなどの必要なものは付属する。
ステッカーはつや消しメタリック的な光沢あり。左上に「Battery」と見えるように、丸いシールはボタン電池に貼り付ける用らしい。左下の大きめのステッカーには「CARD」と書いてあるのだが2.5インチSSDに貼り付ける用だろうか。ぶっちゃけあんまり使わん。公式でどのように使ってほしいかの例もボタン電池以外は見当たらない。
電源ユニット:FractalDesign Ion Gold 550W
パッケージ裏、表。どこか気品を感じる。
開封直後。お馴染み?の青い説明書とFractalDesignのロゴが入ったマジックテープタイプのケーブルタイが付属。
後部、上面、右側面。PCケース下部に設置する場合は大抵この向きで設置することになるだろう。
電源スイッチ付近拡大。通気口がランダムに空いている。電源ユニットの電源スイッチを入れ忘れるのはPC自作初心者あるあるだと勝手に思っているのだがどうだろうか。このスイッチをONにしないとPCケースの電源ボタンを押しても当然ながらパソコンは起動しない。
市販のPCだとそんな心配をする必要は無い(何ならコンセントに繋ぐだけで起動する)ので見落としがち。
性能諸元。認証はGOLD。前に使っていたPC ( core i7-9700K + RTX2070Super )でMOD盛り盛りSkyrimをやっていた時の消費電力が250W程度だったので、これくらいでも重いゲームが出来ないことは無い。
前面、底面、左側面。フルモジュラー式なので必要に応じて必要なケーブルだけを取り付けられる。こうでなければ買う気がしない。上の部分は冷却ファンのために空いている。
正面から。どこに何を繋ぐか分かりやすい。
各種ケーブル。取り回しは普通。
ただしこのマザーボード用24pinケーブルは苦手。大抵の電源でこいつだけは硬くて取り回しがしづらい。