短めの書き散らし。政府は節電をした家庭にポイント還元がどうのという制度を検討しているらしい。
余計な予算ばっかり
先日も内閣感染症危機管理庁などという、本来であれば厚労省の管轄である仕事を、あえて新しい役所を作って対応するような話が出て心底ウンザリしているのだが、今回の節電ポイント還元制度もこども家庭庁も本当に余計な役所、制度づくりが多い。
ポイント還元には既に電力会社が実施している制度を利用するとのこともあるが、そのために事務作業はパソナにでも委託してまた中抜きさせるのだろう。むしろそのための政策にすら思える。
余計な役所を作るだけ予算に余裕があるなら、まず作るべきはそういった事務処理をするための役所でも作るべき。何でもかんでも訳わからん企業に委託という名の丸投げが多すぎる。そこで中抜きばかりされて、最終下請けが雀の涙みたいな予算で実際の仕事をする。結果、潤沢な予算からゴミみたいな成果しか生まれない。ふざけんなよ。世の中で一番コスパ悪いのは日本の行政だ。
何でもいちいち役所を作るな
前にも少し書いたが、最近何かと言えばすぐ新しい省庁を作る。これが本当に気に入らない。何がどうしてそこまで別個で新しい役所を作る必要があるのか。それも既存の省庁の管轄でやれば済む話を、あえて新しい役所を新設してやろうとする。予算の二重取りにしか思えない。新しい役所を作った方がより多くの予算を得られるのだろう。役所同士の予算の引っ張り合いのためだろうか。財務省は財務省で絞るべき所を絞らないのが一番腹が立つ。
こども家庭庁だの感染症危機管理庁だの作る予算があるならまず増やすべきは学校や病院への直接的な予算、支援であって、かかる金の割に役に立たない役所なんかでは断じて無い。これから先、ずっと何をするにつけても新しい役所を作るのか。その度に新しい人員を募集し、東京の一等地に信じられないくらい高額な家賃を払ってオフィスを構え、そのくせ実際の仕事はパソナだ電通だに委託という名の丸投げをするのか。ふざけている。
次の参院選は意地でもアテつけで与党以外に入れる。どうせ私の世代は世代全体の人口からして上の世代には敵わない。投票しても上の世代の意向がより濃く反映される。だったらこの際、どこだって良い。えんぴつ転がして決めようか。