書き散らし。これって私の感想ですよね?
石破総理がガザ住民を受け入れる検討をしていると答弁し話題になっている。
人道的とは思うが
イスラエル軍がガザ地区で行ったナチス同然の虐殺行為は最低であり、その被害に遭った人々には同情するし、そうした人々の一部を日本に受け入れることは人道的である、というのは理解しよう。
しかし公費で支援することは財政的な負担を伴うものであり、直近で減税について「国民にお返し出来るようなものは無い」と断言した石破総理の答弁と矛盾を感じるのは当然ではないだろうか。
もちろん我々日本国民はガザの人々よりも恵まれた環境にいる訳だが、それはそれ、これはこれ。他国の国民よりもまず日本国民を助けろよ、と思うのもまた当然ではないだろうか。
減税して減る税収分 >> 支援にかかる予算というのは予想に容易いが、これまでも日本政府はバブル期の感覚で諸外国へ手厚い支援をする一方で自国民の不満を無視し続けて来た。諸外国への支援よりもまず内政をしっかりするべきである。ガザ住民を受け入れるにしても、同時に日本国民への生活支援を打ち出せないのであれば、具体的には減税を容認出来ないのであれば少なくとも私は許せない。
日本政府は本当に外面だけは良いよな。外面だけは。狭量に思われるかも知れないが人道的支援は免罪符ではないし、人道的な要素だけでは押し切れないほど日本国民から日本政府に対する不満が溜まっていると思う。
それ以外のリスク
ガザ地区の住民はおそらくイスラム教徒だと思うが、日本においてイスラム教徒の親和性は悪い。特に土葬問題については良いイメージが無い。彼らが土葬を希望する理由は宗教的なものなので簡単に説得は出来ないし、土葬墓地は絶対的に不足している。
何より彼らには帰還見込みが無い。ガザ地区は残念ながらおそらくこれからも迫害され続け、縮小されていくだろう。彼らは帰ろうにも帰れない。日本に住み続けるしか道は無い。それを良しとするべきか否か。
感情論だけで言えば受け入れてあげることが人道的ではあるのだが、クルド人の振る舞いを見ていると一概にそうも言えなくなってくる。善意をもって行動することは重要だと思うが、人は他人の善意への感謝などすぐ忘れてしまう。いつしか厚かましいことを言い出し、過大な要求をし、反発を買う。
見方を変えれば、イスラエルからすれば「パレスチナ人の強制移住を手伝ってくれてありがとう」だろう。イスラム諸国から見ればイスラエルによる不当な占拠に日本が手を貸したともとられかねない。移住するかどうかを決める本人次第な所もあるが、突っ込む必要の無い争いに余計な首を突っ込もうとしていないか。
難民としてガザ住民を受け入れることは、人道的だけでなく政治的な意図も多分に含まれている。
日本政府が日本人を絶滅させようと考えているとしか思えない政策ばかり取る中、いくら人道的支援とはいえ外国人を受け入れることに日本国民として、主権者としておいそれと賛成する気にはなれない。クルド人を見る限り、賛成するに足るだけの外国人に対する統制を敷いていない。基本的人権で保障された範囲をどうこうすることは不可能にせよ、それ以上に好き勝手やらせている。
内政を一向に改善せず、自国民を苦しめ続け、外国人ばかりに手厚い支援をするような政府がどの口で人道を語るのか。つくづく外面だけではないか。
「経済」という言葉の意味は「資本主義」でも「金もうけ」でもない。経世済民である。日本政府の経済政策はどこにある。一体どこに「世の中をよく治めて民を救う」がある。救うのは外国人ばかりか。