ヤマネコ目線

大体独り言、たまに写真その他、レビュー等

またキモいものを見つけてしまった

 まとめサイトで見かけたのだが、シングルマザー理解者限定の婚活イベントなるものが茨城県つくば国際会議場で行われるらしい。その資料画像が↓

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000126460.html より

ふーん・・・

 参加条件を見ると女性は「シングルマザーかつ再婚希望者」だけが条件である一方、男性の参加条件は30~40代という年齢制限、なおかつ年収500万円以上というものになっている。男女平等、女性の社会進出を言いながら実態は参加条件からして不平等なものだ。 

 まとめサイトではこども家庭庁の企画であるというような書き方になっているが、主催はあくまで公益社団法人日本青年会議所である。後援は一般社団法人いばらき出会いサポートセンター。ただし、こども家庭庁のベビーファーストなる運動の一環として行われる企画のようで、アンジュウエディングという茨城県の結婚相談所が噛んでいる。つい最近、ブライダル補助金がどうのという話も出たが、こういう企業から政治家に献金、政治家がこども家庭庁に働きかけ、こども家庭庁が広告代理店に企画を丸投げしてこういった企画が出てくる、といった流れではないだろうか。流れが見えづらい。

ベビーファースト | 公益社団法人日本青年会議所

感想と危険性

 至極個人的な感想として遠慮なくこの企画について述べるなら、どうして貞操観念のユルい(それも年齢を問わない)女のために、逃げた男に代わって腐っても年収500万円ある男が子どもとまとめて養わないといけないのか。別に本人たちが合意のうえで再婚する分には問題無いとは思うのだが、あまり分の良い戦だとは思わない。

 そこまで良い条件でも何でも無い以上、こうした案件に寄ってくるのは何かしらの問題を抱えた男が多いのではないか。参加資格を満たせることと人間的に問題が無いこととは別問題だ。私もまともな人間では無いと自覚しているのであえて書くが、まともな人間は男女問わず10代20代のうちに相手を見つけて結婚している。その中でやることだけやって逃げられた人間はまともでは無いし、30~40代でシングルマザーとあえて付きあおう、などと言う男も”まとも”かどうかはかなり怪しい。よほのもの好き、世間体を気にする上によほど切羽詰まっている感じがある。

 加えて「連れ子を性的に搾取する目的で近づく男」の危険性も指摘されている。そういえば以前、シングルマザー限定の婚活アプリを前澤氏が作ろうとして燃えた時でもそのような批判があった。下手をすれば親子とも標的としか思っていない男もいるかも知れない。連れ子が男か、女かで成婚率が変わりそうだが、それは蓋を開けてみてのお楽しみ。

 「シングルマザーはお金に困っているのでお金をチラつかせればすぐに性行為をさせてくれる。だからマッチングアプリであえてシングルマザーを狙う」、という話も見かけたことがある。どのみちろくなものではない。

 男を身長と年収でしか見ない女、女を性的搾取の対象としか見ない男、ある意味お似合いかも知れんが、そうした恋愛市場の価値観が死ぬほど気色悪く思う。人間は増えすぎだし減らすべきだ。冒頭で貼った資料画像からは無理がある、無理があり過ぎるものを繕って繕って繕い倒して前向きなものに見せよう、見せかけようというのが透けて見えるようで得体の知れない気色悪さを感じる。ビーファーストなどと言うがそもそも産まれてくるベビーが過去最少を更新し続けているわけで、いつまで周回遅れのことを言っているのか。

 こども家庭庁は穀潰しでしかないので即刻解体すべき。

manuller416.hatenablog.com