ヤマネコ目線

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Fate/Zeroのサントラを買った

 AmazonでアニメFate/ZeroOST(オリジナル・サウンド・トラック)がデジタルで買えるようになっていたので購入。Fate/Zero自体が約10年前のアニメなので、CD版を買ってもちゃんと読み込めるか心配だった(10年くらいなら十分読み込めるとは思うが)。デジタルミュージックなのでアルバムから好きな曲だけ選んで1曲単位で買うことも出来る(ダウンロードする時に変なエラーが出てイラついた勢いで私はアルバムごと買ったが)。

おすすめの曲

Point Zero

 トラック1。記憶が正しければFate/Zeroの第1話「英霊召喚」の最後あたりで使用されていた曲。第1話の曲とは思えないほどやたらと壮大でもはやちょっとしたクライマックス。「これから何か凄いことが始まる」感が凄い。Fate/Zeroは1話1話が濃い感じがする。

let the stars fall down

 トラック2。ディスク1に収録されているが本編ではあまり聴いた覚えがない*1が、エンディングテーマ「満天」のアレンジ曲であり儚げながらも華やかな曲。コーラスも入っている。華があるからか希にテレビで何かのBGMとして使われる場合もある。

 「満天」はOSTを担当する梶浦由記氏が作詞作曲した歌で歌唱はKalafina。そちらもオススメ。本編の使い所がなかなかにズルい。

fate to zero

 Point Zeroと似ているが若干違う。コンセプトは同じような感じ。

dogfight

 [ ネタバレ防止 ][ ネタバレ防止 ]が空中戦をする際のBGM。だったと思う。疾走感に加えて英霊(=超人みたいなもの)同士の戦闘のスケールを感じさせる。

 dogfight #2も同様。別のシーンを挟んでの続き。

the sword of promised victory ~Fate/Zero ver.~

 シリーズおなじみの「約束された勝利の剣」が使用される時のBGM。これもある種のクライマックス用BGM。コーラスが入っており神秘性、英雄らしさを感じさせる。アルバムの中でも一番評価の高い曲(Amazonデジタルミュージックの画面で見る限り)。

Babylonia

 約束された勝利の剣の次に一転変わってエキゾチックな曲が収録されている。バビロニアは現在のイラク南部にある地域であり、世界最古の文明発祥の地、もっとも古い時代から農耕が行われて来た地とされる。

silver moon

 Fate/Zeroラストの曲。途中でKalafinaによるコーラスが入る。同ユニットの曲「to the beginning」の最初のコーラスと同じフレーズで、なおかつ本編シーンに合わせて天から降って来るような印象のコーラスがとても良い。とはいえ本編未視聴では響かないかも知れない。視聴済ならラストが思い出されてとても良いと思う。あのエンディングへの入り方はもはや映画。

トラック57以降のライブアレンジ

 数曲だがトラック57以降にはLive Arrange ver.が収録されている。前述した曲のLive Arrange ver.も良いし、その他の曲もなかなか。むしろライブ音源版の方が良く感じる曲さえある。

その他

 Fate/Zero関連の楽曲は下記の通り。

 有名なのは「oath sign」と「to the beginning」あたりか。「to the beginning」のイントロがSAOの曲と似ているという人がいるが、作曲者が同じ梶浦由記氏なので何も不思議ではない。

 「Point Zero」や「to the beginning」といった曲名はFate/Zero自体が前日譚に当たるから。Fateの始まりは「Fate/stay night」であり、そこで繰り広げられるのは第聖杯戦争Fate/Zeroはその1つ前の第4次聖杯戦争を描く。それもただ1つ前の戦争という訳ではなく、ちゃんとラストがstay nightへと繋がって行く。

 ちなみにFate/ZeroFateシリーズの中でも硬派な部類(恋愛要素がほとんど存在しない)であり、そういう要素が苦手な人でも楽しめる。むしろかっこいい親父が出てくる感じで、Zeroを境に女性ファンが増えたそうな。

*1:第2期のそれもごく短いシーンに使われただけのような気がする