自民党総裁選を巡りステマ投稿で悪い意味で話題となった小泉進次郎氏について、地元神奈川県で自民党員が800人増えるという怪現象が発生した。
(記事題:自民、神奈川で党員数訂正 800人超増える 総裁選投票資格)
この原因について自民党は事務的ミスがあったと釈明している。
(記事題:【総裁選】党員数訂正826人増は「6月頃に事務的ミス」と説明 神奈川県連)
ここでは「事務的ミス」とボカされているが、文春の記事では高市氏を支持した党員を勝手に離党させていたと指摘されており穏やかではない。
(記事題:《衝撃スクープ》小泉進次郎の地元・神奈川県で高市派自民党員が離党させられていた「826人が勝手に…」前衆院議員が実名告白)
自民党の言い分としては「一部党員の継続の意思の確認に齟齬があったため」とされているが、党員を継続するかどうかは党費の支払いで判断されるのではないか。いちいち継続するかどうかの確認書か何かがあるのだろうか。それにしてもタイミングが良いことで。「一部地域の名簿を誤って削除した」という言い分もどこまで信用していいか分からない。信用できない。
総裁選という自民党員しか関わりの無いこととは言えこれは選挙における不正であり、先の世論操作コメント工作といい、極めて非民主主義的で小賢しい。よくテロリズムについて「民主主義の脅威」と言うが自民党も大概ではないか。世襲有利な制度を敷き、官房機密費を選挙に流用した疑惑があり、経済界や統一教会の意向で行政を歪め、裏金を作って選挙を優位に運び、それが明るみに出てなお軽い処分で済ませている。国内の諸問題を放置して解決する姿勢を示すのは選挙前だけ。自民党こそ民主主義を腐敗させている脅威であり政治不信の根源である。
今、地方自治体で相次ぐ首長のトラブルと泥沼化も安倍政権になってから政治家が潔く責任を取ることをやめてしまったからではないか。そりゃあ、国政政党があれだけ責任逃れでダラダラやってれば地方議会も真似するわな。
それで、ステマ投稿問題の責任は一体誰が取る?いきなり離党扱いで後になって党員が増えた(バレなければ彼らの投票権は無かった)問題は誰が取る?誰も取らないか下っ端に責任を押し付けて有力者は無傷のままで済ませるのだろう。こうした姿勢も一層の政治不信を招く。
自分たちがやったことについて何1つ責任を取らない政治家に誰が国を任せたいと思うのか。肝心の小泉進次郎は知らぬ存ぜぬで今は海外にいるし。アホなのか。本当に責任感ある大人なら自分に関わることなんだから、海外渡航を中止して神奈川県連の視察・聴き取りでもして経緯の把握と一連の騒動に関する謝罪の会見でも開けよ。そういうリスクマネジメントがなっていない。危機感が無い。真摯な姿勢が微塵も感じられない。
それはそれとして、私は党員ではないし次の選挙で自民党に入れる気もないのでどうでも良いが、もし小泉進次郎氏が総理大臣になるようなことがあれば、そしてもし私が中国軍関係者であれば、無能がトップなのは良い機会なので台湾侵攻を提案するだろうな。小泉進次郎はそもそも政治家に向いていない。世間知らず過ぎてどのポストについても経済界やら官僚やらに良いように丸め込まれて余計なことしかしない。百害あって一利なし。頼むから政治家をやめて欲しい。
強いて気の毒な点があるとすればステマ騒動にせよ党員の騒動にせよ本当に本人が知らない可能性があること。小泉氏を担ぎ上げたい連中が勝手にやって勝手に印象を下げられている。その点では気の毒に思うが、そういう連中が上に立てたがっている点で終わってる。
余談:JKローリングとエマ・ワトソンの絶縁
全く関係ない話だが、Xでハリー・ポッター作者のJ・K・ローリングが静かなブチ切れお気持ち表明を投稿していて話題だった。いろいろと苦労されたようで。
I'm seeing quite a bit of comment about this, so I want to make a couple of points.
— J.K. Rowling (@jk_rowling) 2025年9月29日
I'm not owed eternal agreement from any actor who once played a character I created. The idea is as ludicrous as me checking with the boss I had when I was twenty-one for what opinions I should… https://t.co/c0pz19P7jc
J・K・ローリング氏はローリング氏で一時期LGBTQへの差別的言動を叩かれて干されていたイメージがあるが、一方でこの投稿を見ればその背景には綺麗事だけでは済まされない現実があったようだ。氏が指摘するように主人公3人組は幼少期から大人気者で億万長者の道を歩んでおり、庶民が直面する現実の厳しさとは無縁であっただろう。
加えて海外では役と本人を切り離して考えられる人間がそう多くない。マルフォイ役のトム・フェルトン氏が現実でも嫌われて卵を投げつけられた、罵倒されたという話は有名だ。有名作品ほど役のイメージはなかなか覆せない。何なら周囲の悪い大人が彼らのイメージを利用しようと考えることも何ら不思議ではない。
JKローリングが飄々としてるからかもしれないけど、自宅の写真と共に爆破予告されるとかレイプ予告されるとか、燃やせとか首を切れとか、常に家族を特定しようとしてくる人達がうじゃうじゃいるってめっちゃ恐怖だと思うよ。焚き付けたのが、子どもの頃から成長を見てきた女の子だなんて
— GIJA星垣 (@b0m0v) 2025年9月30日
ハリー役のダニエル・ラドクリフ氏やハーマイオニー役のエマ・ワトソン氏は自身の発言力を利用してLGBTQ団体を支援していたとされるが、これはLGBTQへの差別的発言で叩かれたローリング氏への攻撃に重なってしまった。自分が書いた作品の役を演じた2が自分に対する攻撃をけしかける側になるとは精神的にも辛かったのではないか。
それを考えれば例の長文投稿の内容はまだ穏便に済ませている部類だろう。ローリング氏を非難する人間もそれなりにいるが、自分たちが散々ファンネル*1を飛ばしておいて今さら被害者面が無理がある。
そういえば日本にも居たっけなあ・・・散々攻撃しておいて判決で覆されて今度は被害者面してる連中。
草津町、レイプの町ではなかったがすっかりアンフェの町にはなってしまったな。戸定梨香に似た展開。草津ほどの観光地ならさほど影響はないだろうが、じわじわ広がる悪印象がどう転ぶか。
— 新橋九段 (@kudanshinbashi) 2025年9月30日
自分たちが不当な攻撃をしておいてそれで嫌われると「アンチフェミニズムの町になってしまったのは残念。これじゃ君たちの印象が悪いよ」などと被害者仕草+上から目線で相手に悪印象をなすりつける始末。
いわゆるリベラルやフェミニストが嫌われる原因がここに詰まっている。彼らは「自分たちが間違っている」ということを認めることが出来ない。正しさの拳を振り上げたら後は誰かに叩きつけることしか知らない。自己の正当性を曲げられないあまり自分たちが悪い場面でもアクロバットを決めて相手が悪いことにしたがる。これは先日取り上げた沖縄タイムス記者の差別に関する認識でも同じ。自衛隊に対する職業差別を非難されると「弱い者から強い者への差別は起き得ない」などと謎論理を展開して開き直る。
これだから私は自称リベラルや自称フェミニストが嫌いだ。彼らの言う「話し合い」や「譲り合い」、「認め合う」とは本質として一方的なものであり、彼らは時流の正義を威に借りて綺麗事を盾に、マジョリティの価値観を土足で踏みにじって気持ちよくなろうとする厄介者でしかない。愛国者を自称して国の威を借りて外国人叩きをしている連中と本質的に何ら大差なく、反発と憎悪しか産まない邪魔者。

*1:有名人の意思を汲んで勝手に人を攻撃するファンの俗称