お題を作ってみました。何かを覚える時はこうすれば覚えやすいと思っている、小説を書いている時はあえて最後の1行を書き切らずに翌日に回して明日の執筆のきっかけを作る等、思考回路における工夫を教えて下さい。小さなことで良いです。個人差はありますがそれも込みで面白いので気にしないでください。
物理的なライフハックは含めないでください(例えば納豆パックのビニールは本体と蓋で挟んで取れば良いみたいな物理的な話)。
以下に私個人の例を書いておきます。
あえて二度寝する
二度寝は気持ちいい。なぜか分からないほど気持ちいい。なので毎日のアラームをあえて早めの時間と起きる時間の2つ用意している。そうすれば毎日、合理的に?二度寝することが可能になる。一度目のアラームでトイレに行ってから寝るのも良い。
数字を覚える時にカナに変換して覚える
数字の羅列を覚えるのは地味に面倒くさい。電話番号のあるCMなどでは語呂合わせがよく使われるが、いつも良い感じの語呂合わせが出来るとは限らない。たとえば
7337844423
という数字があったとしてどう覚えるか。「ななさんさんななはち・・・」と覚えても良いが長くなるし、語呂合わせを作ろうとしてもなんかしっくりこない。
こういう時、私は昔の携帯電話のかな変換にあわせて
ましまやつかさ
と覚えている。こうすれば「ななさんさんなな・・・」よりは覚えるものが短くなるし、「33」や「444」の部分を「し」や「つ」に圧縮できる。
もっともこれ、ガラケーでの入力を経験した世代でないと難しいという難点がある。今はフリック入力なのでZ世代なんかは無理そう。応用で子どもの頃にゲームの矢印コマンドを覚えるのにも使っていた。入力頻度が高いと割とそういうのは手が覚えるものだがこういう覚え方をすると年月が経っても思い出せる。なおそのコマンドの使い所は無い。
この逆でExcelVBAをやっているとアルファベット←→数字の変換が身につくので、たとえば 26 を Z に置き換えて覚えるみたいなことも面白いかも知れない。
画像として記憶する
以前に衛生管理者試験における有給付与日数の覚え方について書いた。以下は通常の有給付与日数を表にしたもの。これをそのまま覚えられる頭は私にはない。何か法則性があるのか知らないが私には見いだせなかった。
でも試験にはちょくちょく出るのうぜーと思っていたので何とか出した覚え方が以下の画像。私はこういった画像で記憶した方が分かりやすい時がある。
覚えるべきはマス目の色と配置、半年後に付与される有給日数。週所定労働日数は順に5,4,3,2,1なのと、半年後から付与なので0.5スタートで6.5年まであるのは何てことはない。
試験が始まったら色はともかくこの初期値、マス目の区切りをばっと書けるように覚えておく。区切りと初期値を書いたらこのマス目の色にあわせて赤=0、黄色=1、緑=2を入れるだけ。数字を入れると以下のようになる。
「週所定労働日数が4日で勤続年数が3.5年の時の付与日数は?」と訊かれた場合、答えは週所定労働日数が4の時の初期値 7日(0.5年時) + 3.5年目までの数字( 1 + 1 + 1) = 10 日。
この表さえ書ければ少なくとも有給付与日数の問題は落とすことがなくなる。ただし最初の表にも示した通り、週所定労働日数が5日未満でも週所定労働時間が30時間以上の場合は週所定労働日数が5日と同じ行を使わなければならない点は注意。
ちなみに
年次有給休暇を与えられる最小単位は時間単位まで。分単位で与えていた企業があって監査で是正勧告を受けたと噂で聞いた。分単位の付与は好意的に解釈すれば融通が利くが管理が面倒くさいし、そもそも法的に認められていない。
年次有給休暇を時間単位で取得することが可能と言うことですが、どうすればよいのでしょうか。|厚生労働省
時間単位の取得についても「労使協定を結べば」「1年に5日分までを上限として」という但し書きがつく。
また、有給休暇の繰越分と新規発生分、どちらを先に消化するかは法律で決まっていない。私の会社は(というか私が管理しているので)繰越分から消すようにしている。