ヤマネコ目線

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アトピー性皮膚炎治療 つづき

 前回の記事のアクセス数がそこそこあったのでその続き。デュピクセントという注射薬でアトピー性皮膚炎を治療している。この注射薬、1本約2万円(もちろん保険適用の話)と高額だがかなり効果はあるし、背に腹は代えられないので使っている。重ねて言うが案件でも何でもない。お金くれるなら薬代の足しにするのだが。

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 この記事を書いた時点で初めて注射頻度が4週間に1回になったのだが、その後の血液検査ではIgE(アレルギー関連の指数)の値は下がり続けている(それでも約6,000と数値が高めな人の約15倍はあるのだが・・・)。TARC(同じくアレルギー関連の指数)は正常の範囲内に入った。なので注射頻度を落とした後も根治へ向かっている。病院でのお会計は注射薬3本処方+抗アレルギー薬と診療費等約7万円。いやぁ~、手取りの少ない若輩者には痛いですな。これでも最初の方は10万超えたり超えなかったりくらいだったのと、投薬頻度が減っているので負担は減った方ではある。単純に月2万円ちょいかかる計算か。

 抗アレルギー薬はビラノアを処方してもらっている。効果があるかどうかは他の抗アレルギー薬と同じく今ひとつ分からない(そもそも私のアレルギー戦闘力に対して焼け石に水感がある)が、昔の抗アレルギー薬に比べれば眠気は断然マシ。あと最近、水無しで飲めるようになった(口腔崩壊錠)。

 塗り薬は今はもう処方されていない。ステロイド軟膏をもう使う必要がなくなった。季節柄カサカサする所はワセリンで良い。くれぐれも言っておくがステロイド薬を否定するつもりはさらさら無い。確かにステロイド薬は副作用もあるが、それを忌避して実際に効果がない治療法に手を出すくらいなら素直にステロイドに頼るべきである。「アトピー商法」という言葉があって、世の中にはアトピーで苦しんでいる人間を狙い、ステロイドを避けようとする心理にツケ込んで効きもしない薬だの食品だのを売ろうとする悪質な企業が存在する。別に何を信じて使うかは自由だが、金と時間のムダになるのは覚悟すべき。もし親としてアトピー商法に騙されてしまえば、子供はより長く苦しむ事になる。失うものは金と時間だけでは済まないだろう。

 私の父は私に無関心で特に皮膚科へ連れて行ってくれる事も無かった。母は宗教にハマって神頼みばかり、祖父母は訳の分からん民間療法を進めるばかりで地獄を見た私は今、ろくでもない人間になって何となく今を生きている。